オペル、新型SUV「フロンテラ」を欧州で発売!

2024/08/21 13:41

オペルは2024年7月3日、新型SUV「フロンテラ」を欧州市場に投入しました。この新型モデルは、かつて人気を博した「フロンテラ」が20年ぶりに復活したものです。



20年ぶりの復活、7人乗りモデルも登場



フロンテラはもともと、1991年に初登場したコンパクトSUVで、1998年には2代目が発売されましたが、2004年に生産終了となりました。2024年4月に新型フロンテラの映像が公開され、この伝統あるモデルが20年ぶりに復活することが発表されました。



新たなパワートレインと多彩なシートオプション



新型フロンテラには、EVやハイブリッドのパワートレインが新たに採用され、5人乗りの2列シート仕様と、7人乗りの3列シート仕様の2タイプが用意されています。



洗練されたエクステリアデザイン



エクステリアには最新のオペルのデザイン言語が反映され、ヘッドライトとグリルが一体化したフロントパネルが特徴的です。新しい「オペル ブリッツ」のエンブレムがフロントに輝き、ホイールアーチやサイドシルは力強い印象を与えます。Cピラーも視覚的にインパクトがあり、全体的に頑丈なデザインが施されています。テールライトは細く鋭いデザインで、先進的な雰囲気を醸し出しています。



モダンで機能的なインテリア



インテリアは、シンプルかつ直線的なデザインでまとめられ、新デザインのステアリングホイールが装備されています。さらに、2つの10インチワイドスクリーンやスマートフォンステーションなど、現代的な機能が充実しています。シートにはコントラストステッチが施され、持続可能なリサイクル素材が採用されているなど、環境への配慮もされています。また、新開発の「インテリシート」は、長時間のドライブでも快適さを提供します。



広いラゲッジスペースと柔軟な収納



ラゲッジスペースは460リットル以上と、コンパクトSUVとしては広めに確保されています。リアシートは60:40の分割可倒式で、シートを倒すことで最大1594リットルの積載容量を確保できます。これにより、より多くの荷物を積むことが可能です。



多様なパワートレインの選択肢



新型フロンテラは、74kW(100馬力)の1.2リッターガソリンターボエンジンに21kW(28馬力)のモーターを組み合わせた標準グレードと、100kW(136馬力)の1.2リッターガソリンターボエンジン+モーターの高出力グレードがラインナップされています。どちらも6速デュアルクラッチトランスミッションを搭載しています。

また、EVモデルでは、一充電で305km走行可能な標準グレードと、400km走行可能な「ロングレンジ」グレードの2種類が用意されています。



充実した機能装備



新型フロンテラには、オートハイビーム機能、エコLEDヘッドランプ、冷却機能付きワイヤレス充電器など、先進的な機能装備が多数搭載されています。



価格と展開



欧州での新型フロンテラの価格は、5人乗りモデルが2万8990ユーロ(約500万円)、ハイブリッドモデルは2万3900ユーロ(約410万円)からとなっています。